創業補助金と休眠会社

著者:admin

創業補助金と休眠会社

今回の補助金のために会社を2社設立しました。

何故2社設立したかというと・・・
最初作った会社でクラウドソーシングビジネスを行おうと思った矢先、創業補助金の話を耳にしました。
提出するだけ提出してみようと思い、期限ぎりぎりでしたが取りあえずで申請してみたところ、見事採択されてしまいました。
しかし、第1回目の補助金は申請する前に設立した会社は補助金の対象外になると言われてしまったためにやむなく2社目を設立した次第です。

第2回目の手引きだと2013年3月22日以降に設立した会社でも対象になると記載されていたので、問題ないかと思い事務局に確認しましたが、第1回目と趣旨が違うそうなので却下されてしまいました。
どうやら、第2回目の募集で応募前に設立した会社も対象にするとしたのは、第1回目の応募で間に合わなかった会社を救済するためだそうです。
それなら私も救済して欲しかったのですが・・・

さて、法人というのはやっかいなもので、設立するのにも税金がかかりますが、潰すのにも維持するのにも税金がかかります。
維持する場合は最低でも毎年70,000円の均等割という税金が発生します。
これは会社を休眠しても免れるものではありません。

ちなみに潰す場合は最低でも、73,000円かかります。
(さらに清算結了までの均等割も発生します。)
解散の登録免許税:30,000円
清算人選任の登録免許税:9,000円
清算結了の登録免許税:2,000円
官報公告:約32,000円

しかし、現実問題2社目で事業活動を行ってて、最初に設立した会社は何も活動を行ってない。
当然、預金残高もないので税金なんて払えない。

と、都税事務所に切実に訴えたところ法律上免除されるわけではないが、実態がなく、休眠とする理由がきちんとあって、証明するような書類があれば均等割は請求しないとありがたいお言葉をいただきました。

まずは休眠届を提出して下さいと。
必要があれば資料の提出を求めるそうです。
まぁ、決算書を見ていただければ事業活動を行っていないのは一目瞭然です。
2社目の会社できちんと税金は納めるので勘弁してください。

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