詳細はこちらに記載されてますが、これだけではよくわからないこともあると思うので、自ら設立手続きをして詳細を確かめたいと思います。
巷には色々な設立代行会社があります。
一般的なのは設立で1000ドルってところが多いように思います。
しかし、NYの場合、設立にかかる費用は125ドルです。
んー…約9割が手数料として搾取されていますね。
しかも、不親切に手数料がいくらなのか、実費がいくらなのか明示されてないのが大半です。
ちゃんと書くと高過ぎると思われるんでしょう。
では、自分で行った手順を記載していこうと思います。
日本もそうですが、ニューヨークでも会社を設立する場合は登録されている会社名を使用することは出来ません。
そのため、自分が使用する予定の会社名が存在するのかどうかを下記URLから検索します。
http://www.dos.ny.gov/corps/bus_entity_search.html
下記ページから必要事項を記入して送信します。
https://appext20.dos.ny.gov/ecorp_public/f?p=2020:1:0::NO:RP::
記入内容は至って単純
英語が出来なくても問題無いと思います。
手数料をクレジットカードで決済しますが、コピーが必要な場合は+$10
私は合計$135支払って登記を完了させました。
必要事項を記入してIRSに郵送します。
http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fw7.pdf
パスポートコピーを公証して添付
(送付先)
Internal Revenue Service
ITIN Operation
P. O. Box 149342
Austin, TX 78714-9342
1日目に出来るのはこんなところです。
定款が届いたら次のステップです。
会社を設立したはいいものの赤字だからとか、取引ないからなどといった理由でほったらかしにしている人もいるかと思います。
確かに法人の確定申告は面倒で、自分一人で行うのはなかなか難しいと思います。
そんな時は下記ページで格安で専門家に依頼しましょう!
取引ゼロで申告だけなら1万円でも十分だと考えてます。
だって、赤字だし、取引ないし、申告書作成するだけならリスクもないでしょう。
会社を作るとき、合同会社にするか、株式会社にするか・・・
資本金はいくらにすればよいか、役員はどうしようか・・・
悩みは色々とあると思います。
株式会社と合同会社の大きな違いは所有と経営が分離してるかどうかです。
最近ではappleさんが合同会社にしたりと認知度は高まっているように思いますが、まだまだ一般的には知られてません。
私が合同会社にした理由は、単純に設立費用が安いからです。
しかも、最初に合同会社を設立し、その後、株式会社に組織変更したほうが、最初に株式会社を設立するよりも費用が安くなります。
(実費だけを考えるのと、電子定款を利用することを前提としてます。)
具体的な金額を計算してみます。
株式会社を設立:約202,000円
(内訳:公証役場手数料約52,000円+ 登録免許税150,000円)
合同会社を経由して株式会社へ変更(設立):約150,000
(内訳:合同会社設立 登録免許税60,000円+株式会社への変更登録免許税 60,000円+官報掲載料約30,000円)
約5万2千円も安くなります。
株式会社の設立の際には、公証役場での定款認証が必須ですが、合同会社を経由する場合は、なぜか公証役場での認証は不要との取り扱いになっています。
気が変わった時に株式会社にすればいいだけですし、手続きも簡単です。
面倒な人はクラウドで頼めば格安で行えます。